以前2歳児もできるお手伝いで紹介したように、いろんなお手伝いをしてくれる王子。
最近はさらにできることも増えてお手伝いの幅が広がっていますし、本人も「じぶんでやる!」とやる気満々です。
そんなやる気満々状態では断るにも断れない、子供のやる気を潰したくない親心。
でも本人が「できる!」と思ってる事でもまだまだ2歳児には難しいお仕事ばかりで、親が手助けしながらお手伝いさせているので、もはや“お手伝い”なのか謎なのは育児あるあるですね。
お手伝いしたがる子供にどこまでやらせるか問題
ではここで王子が最近やりたがっている、できそうでいてできてないお手伝い案件を。
やらせられる範囲と、次はこうすればいい、という感想をまとめてみました。
食器洗い
主婦の毎日の大敵、食器洗い。
ご飯を食べる時に出たお皿だけなら少ないけれど、旦那が料理してくれた時はお鍋やフライパンなど大きいものが出ているし、お皿の数も多い。
ほんと、洗い物するまでが料理だかんな!
と、そんな時に限って「ぼくがやる」が発動するのです。
できる範囲
まず、包丁などの刃物は洗わせません。
逆に言えば刃物以外は危険がないと思うので、全部やらせてます。(鍋類は冷めてからやってね)
めちゃくちゃ時間かかるけど。一人でやれば10分なのに30分も40分かかる…。
でもやらせる以上途中退場は許されないので最後まで付き合うしかないのです…。
お手伝いしてもらうママさん(パパさん)がんばれ…!
そして泡を落としてもらったあと水切りカゴに入れるのは、綺麗に並べないとたくさん入らないので私がやってます。
入れたがる時は一旦入れてもらってその都度修正してます。(笑)
ポイント
子供は力があるくせに食器洗いとなると力加減がわからないのか、片手でお皿持ちながら片手であわあわするのが難しいのか、全然洗えてません。
なので、食器を下げてくる段階でお皿うるかす(水につけとく)と思うんですけど、この段階で予洗い並みに綺麗にしておくのがベスト!
洗う時スポンジも汚くならないし、力がない子供でも簡単に汚れを落とすことができます。
油汚れのフライパンとかは流石に手伝わないと汚れとれないけどね。
あると便利
パパに似て身体の大きい王子(100cm)は、子供用のちっちゃい椅子に乗れば気持ち小さいけど台所仕事はそれなりにできるので、椅子を準備してスタンバイ。というか自分で持ってくる。身体の小さい子はちょうどいい踏み台持ってきて足元しっかり固めてね。
あと、スポンジは2個あると便利!
大人用だと子供の手には大きいのでうまく洗えないと子供が発狂してカオス状態に。
なにより、子供に小さめの食器お願いしてる間に大人が大きめの鍋とか洗える!時短!
食器の後片付け
さっきから割れ物やぞ!気をつけろ!
食器洗いが終わっても、「つぎはなにするー?」とやる気満々。
せっかくお手伝いする気になってるならと、そのまま食器拭きからお片付けまでお願い。
普段おもちゃ片付けないくせになんで食器片付けたがるの。
できる範囲
2歳児、食器拭きは全然できません!(個人差)
ちっちゃなおててが触れる程度にしか拭けないのお皿はびしょびしょです。
でも「拭きたい」という気持ちを汲んで、あとで拭き直しを覚悟でやらせました…、が、
水で濡れたお皿は滑りやすくてか、落として割ってしまいました。
食器拭きは、木のお椀やプラスチック製品の割れないものだけお願いした方がいいかもしれません。
失敗しても怒らない→次に繋がる言葉かけを
失敗は怒ることではありません。
王子はお皿(結婚当初の夫婦茶碗やで)を割ってしまいましたが、まず第一は安全確保。
そして第二は、子供が自信をなくさないために次に繋がる言葉かけをしましょう。
お皿が割れた音。周りに飛び散る破片。後片付けする親。中断するお手伝い。
さっきまでルンルンでお手伝いしていたのに、緊急事態とわかってかすっかりシュン…となる王子。
(出来事)「ガラス(陶器だけど)だから落としたから割れちゃったね。」
↓
(理 由)「お水ついてて滑っちゃったね。」
↓
(次回へ)「次はママも見てるから、落とさないように気をつけようね。」
と順を追って説明し、今度新しいお茶碗を買いにいく約束をしました。
失敗して怒られれば「自分にはできない」と思い込んでしまうかもしれないので、「次は頑張ろう」「次はできる」と自信を持たせられる言葉かけが大事です。
その後の王子はといえば、中断していた後片付けを「まだやる」と言いだし、「つぎはぼくのみたいに、われないのがいいね」なんて言ってました(笑)。ママ、プラスチックの茶碗買うの?(笑)
さいごに
子供の心はとっても繊細(多分)。
この時期はトラウマもつきやすいでしょうから、怒られた記憶より、次はどうすればいいか説明して「次はできる」という自信をたっぷり持たせてあげたい時期ですね。
なにより、お手伝いしてあげたい、手助けしたい、そういう好意を断らずにしっかり受け止めてあげたいと思います。