それは、おやつにマフィンを出して食べさせている隙に家事(食器洗い&夕飯準備)をこなしていた時のこと。
息子と会話をしながら視線はキッチンに。
何やら「あー!」とか「こぼれたー!」とか騒いでいましたが「あとで片付ければいいから大丈夫だよ」と言って家事を続けていました。カウンターキッチンなのでチラッとテーブルの上を見たけど、マフィンのくずがちょっとこぼれているだけでしたのであまり気に留めず。
家事がひと段落して様子を見に行くと、あら?テーブルの上そんなに汚れてないじゃない。神経質なので、ちょっとこぼしただけで大袈裟なんだから。と思ったのですが、ふと床を見ると…
!!
ふぉおおお!!なんだこの荒れようは!
お米撒き散らしたのか?ってくらい粉々になったマフィンがテーブルの下に散乱していました。
テーブルの上は綺麗なのに。
っていうかちゃんと食べれてた?半分くらいこぼしに使ってない?
こぼしたり汚すのは子供の仕事。そばにいなかった自分も悪かったので、「やるねぇ!」「頑張って食べた証だね!」「掃除のしがいがあるぜ」と褒め(?)てから片付けに入りましたが、なんだか側でシュンとした表情。
「大丈夫だよ、こぼしても片付ければ綺麗になるよ」「小さいうちはいっぱいこぼして練習するんだよ、そうしたら段々こぼさなくなるんだよ」とフォロー。
もともと私が大雑把でズボラな性格なため、マフィンこぼそうが、お米撒き散らかそうが牛乳の洪水が起きようが(←実際やったことあるやつ)全然大丈夫!
どんなに汚しても、片付ければ綺麗になるよ。
の精神で、子供にも手伝わせて一緒に片付けます。
そのおかげで息子は、掃除する大変さも、綺麗になる気持ち良さも知っています。
今回もこうしてこぼして汚してしまったことをシュンとして反省しているよう。怒ってないのに反省できるってすごいね(親バカ)。
マフィンのくずは3歳児が手伝うと足で踏んづけたり被害が拡大してしまうけど、そのちっちゃなお手てでちっちゃなくずをひとつずつ拾う姿は健気で愛おしいです。大人にとってはお掃除のお邪魔をしているようでも、頑張ってお手伝いしてるので「こっちはママがやるからあっちをお願いね」とやってもらうエリアを決めて任せてみて。
おもちゃのお片づけも、ママと一緒ならちゃんとできるように、お掃除だってママと一緒ならちゃんとできますよ。
お掃除が終わって綺麗になったら「綺麗になったね!ありがとう!」と褒めて一緒に喜んであげると、シュンとしてた表情も元気いっぱい。
できた喜びも、綺麗になった気持ち良さも、ママのお手伝いをした自信も、全部一緒に身につくよ。
お掃除の大変さもわかるから、わざと汚したりはしないはず。
それでも汚すのがお仕事な子供ですから、まったりした気持ちで一緒にお片づけできればいいなと思います。
どんなに汚しても、片付ければ綺麗になりますから。
注意:コップを割ったなどの危ないものは一緒にお片づけしないでくださいね!(しないと思うけど一応)